
赤ちゃんを産み終わってほっとするのもつかのま、お母さんになってまず最初にすべきことが初乳を与えること。一番最初にあげるおっぱいは、赤ちゃんにとって強い免疫のある成分が多く含まれるからとっても大切なものなんですね。
生まれて初めての授乳がうまくいかず「乳首が大きくなってないと叱られる」

赤ちゃんの口元におっぱいをあてがうんですが、うまくいきません。焦っていると助産師さんが、「あー乳首が小さいから吸いにくいんだ。もっと伸ばして大きくしておかないと」と言われます。
臨月に入ったら母乳マッサージして乳首を吸いやすい状態にしておかないといけなかった
こういわれて思い出したのが、臨月に入ったころにクリニックでもらった冊子に母乳マッサージをしておきましょうと書いてあったことです。なるほど、この時のためだったのね…。ええもちろん急に産気づくのが怖くて一切やっていませんでしたとも。(後の祭り)
助産師さんの無慈悲な母乳マッサージで乳首をえぐられ地獄を見る

「ほぐしてのばさないと!」って言うや否や、私の乳首を慣れた手つきでつまんで思いっきりえぐり潰します。産後、この時点で胸はパツンパツンに張っているので尋常じゃない痛さ。
ボオオオオオオオォォォイ゛!!!
と分娩中はそんな叫ばなかったのにいまになってシャウト。いつの間にか第2ラウンドはじまってた。
助産師さんのスパルタ母乳マッサージが功を奏し無事初乳が出た

クソ痛いスパルタ母乳マッサージのおかげで無事に黄色みがかった初乳が出て、そこにすかさぶ赤ちゃんの口を押し当てると、小さなお口ででも力強く一生懸命おっぱいを吸ってくれました。その姿に感動しながらも、先ほどの母乳マッサージにショックを受けてぼーぜんとしていると助産師さんに「お母さんになったんだからこれくらい我慢しなきゃ」と言われました。
そりゃそうだな。出産にくらべたら授乳はリスクがあるわけじゃないし…そりゃそうだけど…痛みの種類が違うんですよね。私の苦手な痛みだった…。
出産の痛みって陣痛だけじゃない!それよりも気にすべき大事な事
私の場合お産自体は物凄くスムーズで楽な方だったと思うんですけど、授乳がネックになりました。まだまだこの先授乳に関するトラブルとかもでてくるわけですが、それはまた後日書いていきたいと思います。
出産を終えて思ったことは、出産から産後にかけての知識って学校で習ったものや妊娠中に自分で調べて知った知識とかはあったけど、ちゃんと役に立っていなかったなと思いました。
大事なことをたくさん教えてくれた助産師さんと息子に心から感謝
私のお産で助産師さんは本当に色んなことを身をもって教えてくださいました。
授乳に向けて臨月に入るころには母乳マッサージをしっかりして(かなり強い力で乳首をのばしたりする)体の血行もよくしておくことが大切だし、もっといえば妊娠する前から葉酸やカルシウム・ビタミンなどもしっかりとって元気な体の土台を作っておくことも欠かせません。そんな考えてみれば当たり前のことも、妊娠・出産する前はおろそかにして生活してたんだなと反省しました。
そして生まれてきてくれた息子。彼が一番の先生であることはいうまでもありません!
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