30代後半で初産した私の出産レポ漫画~産後の胸の張りに辟易しつつ出産直後に実感した本当に大切な出産準備とは

生活・育児

長くて弱い陣痛を経て、無事に男の子を出産した私。それまでは「まずは出産が山場で、それを乗り越えたらあとは赤ちゃんと向き合うことだけだ」なんて考えていました。でもそこはやっぱり体験してみないとわからないこと。思ってたんと違うことが色々ありました。

出産直後にへこんだお腹を見て思う「これでうつぶせ寝もできる…」

妊娠中、特にお腹が大きくなってからはずーっと仰向け・もしくは横向きで寝ていました。もともとうつぶせで寝るタイプではないのですが、好んでしないのと制限があってできないとではやっぱり精神的にも肉体的にも違います。とにかく出産したことで肉体的な制限や不自由さからは解放される…そう思いました。

産後にさっそくやってきたのは猛烈に張るおっぱい~授乳生活幕開け

ぼうやを産んだその日の晩から猛烈に胸が張ってきました。「赤ちゃんを産んでからは授乳で睡眠不足になるし大変だ」ということは予備知識としてはありました。だけどこんなに猛烈に胸が張って痛いなんて想像してませんでした。石のようにカチカチで、うつぶせすれば圧迫されてまた更に痛いし…結局産後もしばらくはうつぶせにはなれませんでした。

陣痛・出産・産後の体の変化がわたしに教えてくれた本当に必要な出産準備とは

ぼうやに初乳を与えている間も、その後部屋ですやすや眠る顔を見つめながら私は母親になったという現実と、まだまだ産む前と変わらぬ自分自身との間で「私本当にお母さんになれたんかな?これから大丈夫なんかな?」というふわふわした心境でいました。けれどホルモンバランスの影響なのか、自分自身の体と心がだんだん変化していって、私に母親としての自覚を与えていくのです。

出産前に準備しておくべき最優先事項は陣痛の心配より元気な体作り

最近は無痛分娩など分娩方法に色んな選択肢をもてるようになったので、計画的にお産を進める方も多いと思います。ただ、出産は思い通りにいかないこともあるのであまりそこに心を砕いても意味はないのかなという気もしています。

お産を控える女性が準備しておくことはまず元気な体を維持しておくこと。これに尽きます。

なんとなく許容してる悪習慣はきっぱり断つ!

なんだそんな当たり前の事か…と思われるかもしれませんが、現代人はそんな当たり前のことができていないものなんです。妊娠中こそは気を付けると思うんですが、体作りは妊娠する前から始まっているわけで。

生理痛がしんどいのも「いつものこと」と片付けてしまっていたり、夜更かしや飲酒を習慣的にしてしまったり。普段の生活でなにげなく許容してしまってる悪習ってけっこうありますよね。そういう一つ一つの積み重ねが血行を悪くして、体に負担をかけているものなのです。そういう負担をゼロにしておけば、長い道のりの中で起きる様々なトラブルを増やさなくてすみます。

元気な体は産後の授乳・乳腺のトラブルも少なくしてくれる

繰り返しになりますが、陣痛と出産を乗り越えたらそれで終わりではありません。産んですぐに1年近く続く授乳生活。完全ミルクにするから大丈夫!というわけにはいきません。完ミだろうが混合だろうが赤ちゃんを産んだ女性からは母乳が出ます。だから元気な体を作っておかないと母乳が詰まったり、乳腺炎などのトラブルも起きてしまいます。そういった産後に起こりうるトラブルを少なくすることも、健やかに育児をしていくためにとっても大切なことなのです。

ママの元気な体をつくるためにはパパや家族とのコミュニケーションと協力は不可欠

元気な体を維持するためには、ママ自信が食生活や体調をしっかり整えることはもちろん大事ですがそれ以上にパパや周りの家族の協力は不可欠です。

「わかってほしい」「察して」ではなくはっきり伝えて意思の疎通を

ママさんがしんどい時にはパパが家事やママの仕事をかわりにしてあげるとか、思いやりがあればできることなんですが意外と家族になっちゃうと「ママがして当たり前」になってることが多くて、それってストレスになってたりします。また逆に「ママの立場じゃないからわからないこと」もあると思います。新しい家族を迎える時って、家族みんなにとって「新しい体験」ですから。

なので 家族間できちんと意思の疎通をしておくことしてほしいことはしてほしいということがとっても大事です。わからないことは質問して、された方はきちんと教える。家族であってもこういうことってけっこう必要です。

母乳マッサージはパパにしてもらうのもいいかも


先にもちらっと触れた母乳マッサージですが、産院でやり方を教えてもらったり冊子をもらったりすると思います。私のように産後困らないためにぜひやってほしいのですが、自分でやる気がお子いない場合、パパさんにやってもらうといいと思います。スキンシップとしてもいいですし、リラックスもできると思うのでおすすめです。

※母乳マッサージに関してはここではちょっと書ききれない部分が多いので、後日別記事で話したいと思います。

出産は過度に恐れず、長い目で健やかな未来をイメージしましょう

10人いたら10人にそれぞれのドラマが起こるのが出産です。陣痛も人それぞれ、絶対安全とも言えないけれど危険な状態に全員なるかといえばそうでもない。だから心配するだけ損なんです。短くて数分、長くて数日の出産を心配するくらいなら、成人するまで20年近くかかる育児について楽しく明るい未来をイメージする方が得です。

それにはまずは元気で強い体質づくり。産後から始めても遅くはないし、子供のあるなし関わらず共通のテーマです。感染症もはやる昨今、これを機会にみんなで元気に過ごせるように悪い習慣は見直して健康な体を作っていきましょうね!

コメント

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました